砕けたミラーボールのようなスカル。 殴られたように歪んだ顔の下に刻まれた “CUT HERE” は、 リスペクトの証としても、ヘイトの意思としても使える線。 縁を走る “THE ICONOCLASTIC AGYANT-VALDE FASHION HOUSE” の文字は、 “AVANT-GARDE” をあえて間違えた挑発。 単なる前衛ではなく、そのさらに上を目指す階層への宣言。 54cm四方に込められたのは、痛み、美しさ、そして視点の転換。 Maison Shake Junziが仕掛ける、パラダイムシフトのための一枚。 ・54cm × 54cm ・デジタルプリント

一見すると、スカルの総柄。 だがよく見ると、それは複数の裸体の女の子が組み合わさってできたグラフィック。 死とエロス、そして幻覚的なイメージの再構築。 バンダナの縁に刻まれた “BAR RACERS MOTHERFUCKER DRUNK DRIVING SINCE 2068 TOKYO” は、 CAFE RACERを超えた飲酒運転上等のフィクショナル・バイクカルチャーへのオマージュ。 “2068年創設”──未来から来たのか、あるいはまだ始まっていないのか。 SHAKE JUNZIが描くのは、時間軸のバグと価値観のクラッシュ。 街で巻くか、壁に飾るか。 これはファッションの皮を被った、感覚の暴走装置。 54CM × 54cm デジタルプリント